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朝読書の感動と20数年振りの再会

小学生だったときの読書の時間って

どんな本を読んでいたでしょうか。



きっと、あぁ、あの本感動したなぁ~とか面白かったなぁ~とか

思い出の本がどんな人にもあると思う。



私も、朝読書の時間に

一人涙がにじんでしまったことがあります。



感動か・・・



いや違います。



みんなが静かに読書している中

机に広げた左手の指の間を、

鉛筆でカッカッカッと突きまくるおバカな一人遊びに興じた挙句、


中指にぐさーーーーッッとささり、

ぐはーーーーッッとなったのです。



みんながびっくりして「大丈夫?」と心配していたのは、

私の指だったのか、それとも頭の方面だったのか・・・。



いろんな意味で死ぬかと思いました。



その後「ちゃんと読書しなよ!!!」

と友達に説教されながら、しょんぼり歩いた保健室までの道のり。




今でも読書への戒めとして、鉛の入れ墨中指がいつでも傍にいてくれる。

この中指とは、

『再会』どころか、20数年毎日『会』です。

いろんな意味で痛い・・・。




違う・・・そんな話をしたいのではない・・・。




真面目に本は好きだったのです。


『晴れ豚シリーズ』などのカオスなものやら、『学校の怪談』『伝記』という

だいぶ偏ったチョイスで読んでいた2年生の頃。



一つだけ素晴らしく心が澄み渡り、じ~んときた本がありました。

その本は物悲しく、タンポポが光る描写が美しかった・・・。



しかし、全くもって題名を思い出せず、誰の本かもわからず、

時々あの描写を思い出しては感傷に浸っていました。





先日、フルート仲間の友人が朗読で読む本を探している最中、

私の笛の音色に似ている気がしたと、絵本を紹介してくれました。



あぁ、この人の本、朝読書で読んだ覚えが・・・と思い

ネット検索したら、

あれ?これ事あるごとに感傷に浸っていたあの本じゃないか!?



『やさしいたんぽぽ』 著:安房直子



20数年ぶりの再会だった・・・

またあの本を読んで直に浸れる日が来ようとは!!

ありがとう!!!



この方の他の絵本も紹介してもらいましたが、

どの話も現実からふわりと別次元へ誘う

優しく、美しい文体と寂しさの描写が素晴らしい・・・。



別の友人は、私の絵が臨死体験した人が見る世界に似ていると言ってくれましたが、

安房直子さんもそんな世界を

時々夢と現実の狭間で見ていたのかもしれないなぁ・・・。



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