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トガイ浜で凍り付いて麗子像になった話

先日、アウトドアに長けた友人の案内で

国内屈指の透明度を誇ると言われる

秘境ヒリゾ浜とトガイ浜に案内してもらい、

フェリーと車で向かいました。


日本とは思えない程すごいと聞いてはいましたが、

沖縄の海と遜色ない

とんでもなく美しい場所だった・・・。


しかし写真は・・・ない!!
(気になる方は検索してみてみてください。)



なぜなら、ビーチにはロッカーなんてものはないので、

携帯、貴重品類は、係員のいる駐車場の車の中に全て置いてきたのです。



そんな中、泳げない友人の一人が

「浮き輪を買いにいくから車のキー貸して!」と、

私のスマートキーを持って、すたこら車の元へ。


その後、ニコニコと大きな浮き輪と共に再登場し、

「行ってくるぅーー!」と離れた岩場まで一生懸命泳いで行った。


このとき私は、モナリザなのではないかというくらいの

温かなほほ笑みでその姿を見つめていた。



友人が、岩場に浮き輪でたどりつき手を振っている・・・

このときも、私はモナリザのごとくおだやかに微笑していた。





そして自分も行こうと、

泳いで岩場にたどりついたとき、

唐突に友人が叫んだ。


「あッッ!!!忘れてたぁーーーー!!」



水着のポケットをごそごそ・・・。




取り出したは・・・






私の・・・スマートキー・・・・・






水没しとるぅぅぅーーーーーーーーー!!!






一瞬でモナリザからムンクになった。





「確かめてくる!!!!」ともう一人の友人が急いで

『とったどーー!!』並みに

スマートキーをかかげ、片手で泳ぎながら岸に戻り、駐車場へ向かった。






「・・・・・・。」




残された私は、満ち潮で沈んでいく岩の上で、風に吹かれて虚空を見つめた。


・・・まず、駐車場の人に携帯借りて、JAF呼んで・・・





すると隣から声が・・・

「ゆきさんが人魚姫みたいに考えこんでしまっているぅ~。」

「みて!お魚きれいだよぉ~ほらぁ~!!」

水没させた超本人が、一生懸命浮き輪を使って水中をのぞいている。




そうだ・・・彼女は朝からずっとビールを飲んでいたんだった・・・


「・・・・・・。」


私は麗子像のようなほほ笑みを浮かべた。
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そんなスリリングなことがあったわけですが、

確かめた結果どうだったかというと

奇跡的に鍵が開いて、無事帰れたのです。




友人が「よかったぁーーーーーねぇ~~!!!」と言っていたのには心底笑えました。



しかしもう片方のポケットに入れていた彼女のサングラスのレンズは

いつもまにか海底に深く落ちてなくなっていたらしい・・・



そのポケットに入っていたのがスマートキーだったと思うとゾッとする・・・



防水だったのか・・・と思い調べてみたら、

スマートキーは水没すると普通に壊れるらしいです。

万が一水没したら、全てを乾かしてから作動させてください・・・と。



運が良かったとしか言いようがありません。



今後海に入るときは、保険のロードサービスの連絡先だけでも事前にメモっておこう・・・

そして酔った友人に車のキーは渡してはならぬ・・・



そう心に決めた秘境の旅でした。

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