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心に響く演奏はどうしたら生まれるのだろう・・・

良い演奏って一体何なのだろう・・・

同じ楽器なのに、なんでこんな一人一人音色が違うのだろう・・・



今日、知り合いのお子さんのピアノ発表会を見に行き

様々な子ども達の演奏を唸りながら聴いていました。



すごい卓越した技術を持っていて、技巧が超絶なのに

何だか飽きてしまって、眠くなるような演奏をする子。


かたや、ミスタッチが多くて明らかに未熟なのに

時折、ふわんと漂ってきたり、ピリッと引き締まったり

空気が変わる瞬間を作りだす演奏ができる子。



生演奏に求めるものは聴き手によって、個々に違うと思うのだけれど、

自分が演奏を聴く立場で、音楽に求めているのは、

グッと胸に響いてくる音の瞬間や

音色で変化する空気感と広がるイメージだということを

子ども達の演奏で再確認しました。



そして、今日聴いた知り合いの子ども達の演奏は

表現力に光る瞬間がたくさんあって、

音の間合い、余韻と共に、広がるイメージを感じ、とても感動しました。



それはきっと彼女たちが、ただ、その曲のコピーをして

機械的に弾いていたのではなく、

しっかり演奏への意志と曲のイメージや

今まで経験した気持ちと重ねて

自分の音で表現していたから・・・。



自分がレッスンしているとき

生徒さんから技巧の指導を求められることがとても多いです。

勿論それも大事で何度も練習していかなければ身につかないし、

身につけばそれを使って表現力を高める手段になるから必要ではある・・・。



けれども、音楽や美術など何かを表現する上で、

自分も、生徒さんも一番大事にしていくことは、

そういうことではないということを改めて確信しました。



普段の経験とか、どんな人や物事と関わって

そのとき自分がどんな気持ちを味わっているのか。

悲しかったことや幸せだったことをどれだけ深く噛みしめて感じているのか。

普段見える景色から、些細な変化や日々変わる空気をどれだけ五感で感じているのか。



きっとあまりにも忙しかったり、そんなに深くまで意識をする癖がなかったりする人は、

何か嫌だったな~とか、何か幸せだった~だけの

ぼんやりした気持ちで終わってしまう・・・。


(インディアンフルートやりたい・・・と私に言ってきた人でそんな人は皆無ですが・・・。)



技巧の指導と共に

そこら辺を生徒さんに問いかけて、

深い気持ちとイメージを引き出していけば、吹き方も変わるかもしれない・・・

とアイディアをもらえた日でした。



しかし、もし私が子どもの頃弾いていたピアノを改めて自分で聴いたら

かなり浅~~くて軽~~い音だろうな・・・。

ブルグミュラーの教本ほっぽり投げて

一人で虫とザリガニとりに行くか

お絵描きとスーパーファミコンすることしかほぼ興味がない深みのない毎日だった。


小学生や中学生で何かぐっとくる演奏ができる子はすごい・・・。


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